イエメン
(The Republic of Yemen) |
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| 旧市街(サナア) |
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アラビア半島の西南端に位置するこの国へのアクセスは正直良くない。日本からは、もちろん直行便は無いので、どこかを経由しなければいけない。私はタイからMSを利用しカイロ経由で訪れた。首都サナアに着いたのは深夜12時過ぎ。旧市街に近いホテルに投宿して翌朝窓の外にあったのが左の写真の景色である。旅行してきて首都でこんなに感動したのは初めての体験であった。これで「すぐ帰国」と言われても満足していたと思う。それくらいすばらしく美しい景色だった。この景色を見たことは私にとって最大のカルチャーショックであり、それは今も変わらない。
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| 旧市街探索に出ると、男女共かなりの比率で民族衣装を着ている。男はガラベーヤと呼ぶワンピースにお腹の正面にジャンビーヤという半月刀、頭にカフィーヤを巻き、なぜか背広をはおる。女性は真っ黒か、毒虫のように派手なガラベーヤと、頭巾かベールで頭を隠す。中には大きな布で体全体を隠している女性もいる。民族衣装収集家には、たまらない場所である。 |
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| 民族衣装の男(サナア) |
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| カート室(サナア) |
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イエメン式の家は窓にステンドグラスを多く使っている。外から見ると白く縁取られた窓にカラフルなガラスが入っていて、メルヘンチック?であり、夜は明かりに照らされて美しい。全体的なイメージとしては「お菓子の家」という感じである。左の写真は、カート室で、多くは最上階にあり談話室である。イエメン人はカートという植物の新芽を口にどんどん含みガムのように噛みながらピンポン玉くらいまで増やしていく。カートには大麻に似た作用があると言われるが、私には「ただ青臭くて苦いだけだった」値段はピンきりで、今朝摘みが高く、地域などのブランド?もあるみたいだった。(ちなみにこのカートはイエメンでは合法)
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| サナアから車で2時間(2回乗換)で、シバーム(下のシバームとは別の町)とコーカバンという町に着く。ここは、上と下の町に分かれていてかつては、商売は下で、戦いが始まると上に篭城できるようになっていたと思われる。上の町に行くには小1時間程山歩きをしなくてはいけないが、こういった仕組みも自衛手段だと思えば感心させられる。 |
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| (コーカバン) |
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| (ムッカラ) |
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イエメン南部の都市、アデンから車に揺られて10時間が過ぎた頃、東部の町ムッカラに着く。ここでは、海の幸を味わう事ができるし、アフリカからの移民も見かける事ができる。本当はイエメン東部に行く為には許可証を取らなくてはいけないらしいのだが途中の検問では、運転手の機転によって通過してきていたのだった・・・ここから、さらにサユーンへ行くにも許可証が必要らしく、この町で取る事にする。 |
| 海岸の町ムッカラから車で走る事3時間あまり。砂漠の真ん中に蜃気楼のように現れるのがシバームである。と言いたいが、実際は微妙に道路わきの民家が増えてくるので何となく「そろそろかな?」と思ってしまった。でも、砂漠の一画だけ高層建築が建ち並んでいるのは圧巻である。ただし街中はそんなに興味をひくものは無い。ちなみに観光客の多くはシバームには泊まらず近くのサユーンに宿を取る。 |
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| (ムッカラ) |
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| 砂漠に、ぽつん(シバーム) |
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サユーンからサナアまでは飛行機を使った。行きのしんどさを考え楽を選んだのだ。しばらく留守したサナアに戻ると、出国に向けお買い物を始める。民族衣装をはじめ小物をドンドン買い込み、結局、空港の荷物預けで計ると重さは40kg近くになっていた!毎回の事ながら、めまいを覚える重さである。しかもこの後、エジプト&タイが控えているのに・・・
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| イエメンは、また行きたい国である。首都サナアの旧市街は、人類が作った建築物では最高のモノであると断言できる。これからもずっとこのままでいてほしいと願うのは、旅人の我がままでしかないのだが・・・ |
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| 旧市街の市場(サナア) |
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